ニュースリリース
クルマ・技術
MZRエンジン(1.8L~2.3L)の生産能力を70万5千台に増強
マツダ株式会社は、グローバルに展開しているMZRエンジン(排気量1.8L~2.3L)の需要増加に対応するため、本社工場のMZRエンジン(1.8L~2.3L)の生産能力を2005年5月に53万7千基/年から65万基/年に引き上げたが、更なる需要増に伴い2006年1月から70万5千基/年に増強する。 MZRエンジンは2002年5月に発売した「マツダアテンザ」以降、「マツダアクセラ」、「マツダプレマシー」、「マツダロードスター」などに搭載しており、マツダの国内生産車両の約3/4に搭載される同社の基幹エンジンである。2005年8月には燃料直接噴射方式とインタークーラーターボを組み合わせた環境にやさしい高性能エンジンMZR-DISI TURBOの「マツダスピードアテンザ」への搭載を開始している。 今回のエンジン生産能力増強によって、欧米を中心に販売好調に推移する「マツダアクセラ」や「マツダロードスター」などの生産増に対応すると共に、デトロイトモーターショーで発表し来春にも米国導入予定の「マツダCX-7」と来年2月に国内導入する新型「マツダMPV」の搭載エンジンとして供給する体制を整える。 マツダの山木 勝治常務執行役員は「好調な販売の続くアクセラの増産や新型車の投入にあわせ、MZRエンジンの生産能力をフレキシブルに増強することができた。MZRエンジンはマツダ車のZoom-Zoomな走りを支える重要なパワートレインの1つであり、引き続き魅力的なクルマをお客様へお届けしていきたい。」と語った。 |